- ◇令和5年田峰観音奉納歌舞伎の演目が決定しました!◇
- 演目
第1幕 寿浄瑠璃三番叟
第2幕 勧進帳
第3幕 義経千本桜 吉野山の場
先の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にちなんだ演目となっております。
新型コロナウイルス蔓延防止の為、観客席は野天となりますので、防寒対策をしお越しください。
また感染状況等により、中止もしくは内容の変更となる可能性もあります。ご承知おきください。
※観客席にはパイプ椅子を設置する予定です。
- ◇令和5年2月11日(土) ~ 13日(月)の大祭開催予定について
- 【令和5年2月11日(土)】
「御開帳」「田楽祭」「御祈祷」
「松芽観世音菩薩」「十一面観世音菩薩」
御開帳: 8:00~20:30
昼田楽:神事のみ 8:00~8:30
夜田楽:非公開
朝田楽:一般公開 19:30~20:30
子供三番叟:午前中2回程度
御祈祷:9:00~15:30
(午前中4回、午後4回)
大弓大会は中止です。
【令和5年2月12日(日)】
「子供三番叟」「奉納歌舞伎」「御祈祷」
子供三番叟:10:00頃より1~2回
奉納歌舞伎(3幕)
壽浄瑠璃三番叟: 11:00~11:30
勧進帳:12:20~13:20
義経千本桜「吉野山道行の場」:14:00~14:40
※上演時間は大凡の目安です。
歌舞伎小屋(観客席)は建てません。野天見学のみ。(椅子席有)
御祈祷:9:00~15:30
(午前中4回、午後4回)
大弓大会は中止です。
【令和5年2月13日(月)】
「御祈祷」
御祈祷: 9:00~15:30
(午前中4回、午後4回)
- 田峰観音奉納歌舞伎とは・・・
- 田峰観音奉納歌舞伎
「この村が3軒になるまで歌舞伎を奉納します」 - ことの発端は、日光寺の再建にありました。
文明2年(1470年)菅沼定信が田峯城を築城したおり、 城鎮護のために谷高山高勝禅寺を建立し、 松芽観音菩薩と十一面観音菩薩を合祀しました(現在「田峰観音」と呼ばれています)。
時の田峯城主菅沼定信は信仰篤く、荒廃していた日光寺も再建しました。 その後も菅沼氏の田峰観音への帰依深い姿は変わらず、 菅沼定忠が永禄2年(1559年)の例大祭から田楽祭を取り入れるようになりしました。(1978年国指定重要無形民俗文化財 「三河の田楽(田峯田楽)」)
正保元年(1644年)日光寺が焼失してしまいした。 田峯の村人たちは日光寺を再建しようと、 段戸山から木を伐りだし、 承応3年(1654年)に新しい日光寺が完成しました。 ところが、 再建資材の中に御林(幕府が領有した山林)で伐採したものがあると代官の耳に入ってしまったのです。
御林検分に赤坂(現在の豊川市)の代官がやってくることになりました。 盗伐の重罪を科せられる危機に直面した村人たちは、 観音様に 「村が3軒になっても、お祭りには必ず芝居を奉納しますから、 田峯の村を救ってください」 と願をかけたところ、 実地検分の日が旧暦の6月というのに、 段戸の山に大雪が降り、 切り株が雪で覆われてしまいました。 検分に訪れた三河代官鳥山牛之介は 「こんな寒いところへ木を伐り出しにはこないだろう。 この辺りで検分いたすぞ。」と、途中で検分をすましたため、田峯村からは一人の罪人も出さずにすんだということです。以来、田峯の人たちは、戦時中も休むことなく奉納歌舞伎を続けているということです。
田峰観音奉納歌舞伎では、初幕に吉例として「寿浄瑠璃三番叟」が演じられます。
是非ご利用ください。→公共交通(おでかけ北設)

田峰観音公式サイト

開催期間 | 2023年2月12日(日) 11時 ~ 13時 |
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開催地 | 田峰観音(谷高山高勝寺) |
会場 | 田峰観音境内舞台 |
住所 | 設楽町田峯字鍛治沢14 |